独身女、犬を飼う

独身ミドサー女、1LDK、犬と二人暮らし。

犬のイヤイヤ期、反抗期に振り回される

魔の二歳児、という言葉があります。
育児をしない私でも知っているのだから、世のママたちが感じるその「魔力」が相当なものであるのは、想像に難くないわけで。

子供を持つ予定のない私にとっては、
子持ちの友人から、出かけるのも家にいるのもイヤ、ご飯を食べるのも食べないのもイヤ、なんていう小さな天の邪鬼の話を聞いても、へぇ~、大変だなぁ~、ママ頑張ってるんだな~、すごいな~、偉いな~と関心するばかりで、どこか対岸の火事。だった。今まで。

覚えたはずのおしっこができない

6ヶ月を過ぎたころ。
もうリビングでお留守番をさせたって、上手にトイレに行っておしっこができるくらいお利口さんだったのに。
「もうお兄さんだね、偉いね」なんて褒めて、まにのしつけもそろそろ完了かな、なんて思っていたのに。

洗面所の前に、怪しげな黄色い水たまり。
しかも踏んでる。
足跡をたどれば、お気に入りのクッションの上で、犯人がどや、とこちらを見てる。

最初は、お風呂に入っている私を待っている間に我慢できなくなってしまったのかもしれないと見逃すことに。その次も、ぐっすり寝ていておトイレに間に合わなかっただけかもしれないと。
だってあれだけしっかりできていたんだし、と。

それでもそれが5回、6回と続くに連れて、どんな親ばかでも、さて?と思います。
ふと、犬のイヤイヤ期、反抗期という言葉を思いだしました。

ご飯前の空腹のとき、かまって欲しいのにすぐに構ってもらえなかったとき、お風呂に入ってしまって側にいてもらえないとき…
まにがおしっこを失敗するときは、いつだって「何か気に入らないとき」。
しかも、我慢できなかった、というような大量のおしっこではなく、本当にちょこっとだけ、水たまりを作る程度。

調べてみたところ、典型的な反抗期の行動だったようです…涙

犬の反抗期に気をつけたいこと

犬によって個体差があり、1歳くらいまで続く子もいるらしい反抗期。
対応を間違うとそれが癖になってしまうこともあるようなので、以下のことを気をつけて接しています。

  1. すぐに片付けないこと
    何か気に入らず、わざとおしっこを失敗したとき、犬はしばらくめっちゃ飼い主を見てくる。おもちゃで遊んだりしながら、横目でチラチラみてくる。
    もしその段階ですぐに片付けてしまうと、それは犬にとって、飼い主の関心をひく「効果あり」ということになってしまうのだとか。
    賃貸の床だし、できるだけ早く片付けたいけど、我慢して興味を示さないでいると、今度はおしっこに近づいて「飲んじゃおうかな」みたいな素振りを見せたり…涙
    ずる賢いというか小賢しいというか…
    あの手この手で気を引いてくるけど、できるだけ犬が忘れた頃に片付けます。

  2. 怒らないこと
    特に、現行犯でないときは絶対に怒らないようにしています。
    他のいたずらに関しても同じことだけれど、時間が経ってから怒られても、犬はなぜ怒られているのか理解できないので。
    そしてもし現行犯であったとしても、「排泄そのもの」を怒られていると勘違いしてしまったら大変。飼い主が見ていると排泄できないという、かわいそうな習慣を持たないように気をつけています。
    もし現場を見てしまっても、気づかないフリでやり過ごし、成功しているのを見かけたら、ものすごく褒める!!!!
    イヤイヤ期にはなかなか難しいけれど、今後犬と信頼関係を築いていけば、「飼い主が喜ぶこと」を自然と選択してくれるようになると信じて!!!

  3. マーキングではないか観察する
    今度はまにが足を上げておしっこをしている現場を押さえました。まさに現行犯、これは俺の縄張りだと主張する行動です。
    もはやイヤイヤ期ではなく、思春期の反抗期へ突入したのかも…涙
    イヤイヤ期のおしっこの失敗なら、できるだけ叱らずに過ごしたほうがいいけれど、もしおしっこの失敗の際に足を上げていたら、きちんと「いけない」と声を掛けます。
    「この家のボスはお前ではないのだからふざけた真似はするな小僧」と伝えなければならないので。
    「そろそろ俺も大人の男だから、家の中で縄張りを示してもいいはずだ」
    なんて幻想は捨ててもらわないと、もし部屋を引き払うことになったとき、再会するはずだった敷金とさよならしなくてはいけないので…涙

    いろんなやり方があるのだと思うけれど、マーキング行動だった場合も、やはり現行犯でない場合は叱らない方がいいと思っています。
    生意気に、「うるせえババア」みたいな態度を取って一人前に振る舞っていても、時間が経つと忘れる"犬頭"であることに変わりはないから…

 

うちの子日記

イヤイヤ期を経て、絶賛反抗期真っ盛りのまに。
実家で飼っていた先代犬が非常におだやかで何のしつけもいらないいい子だったので、もし生きていたらお兄ちゃんとしてまにの良いお手本になっただろうと、しみじみ思ったりします。
将来弟を飼ったときにいいお兄ちゃんになってもらうためにも、まにと一緒に頑張って反抗期を乗り越えたい!

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まに「おい!くそばばあ!」

いろいろあって先延ばしにしていた去勢手術の日程が決まったので、まにのマーキング行動、反抗期が緩和することを願うばかり…