独身女、犬とソロキャンプへ行く
まず驚いたんですが。
えっ、前回の記事から一年以上たってるの??
月日、早すぎない?
この一年間、ドギーズアイランドに行ったり、わんダフルネイチャーヴィレッジに行ったり、犬と二人仲良く過ごしていたのですが、今年に入ってからはコロナ一色、今ひとつどこにも出かける空気にならず…気づいたら秋になってしまいました。
だけどじゃあ一年間何もしていなかったのかというとそんなことはなく!
前回の鬼怒川絆のブログの最後で触れた「願望」のために着々と準備をしていました。
実は、いつかキャンプに挑戦したい願望がある、アラサー独身女。 グランピングも興味があるけど、やりたいのは、ちゃんと自分でテント張って、調理器具持っていくやつ。 こういうとき、女の一人旅は防犯上の心配が出てくるでもどかしい。 ファミリー向けのキャンプ場など安全性の高い所で、いつかトライしてみようと思っています!
独身女が犬と鬼怒川絆に行ってきた - 独身女、犬を飼う
独身女、まじで犬とソロキャンプに行ってきた
今、とにかくキャンプブームだそうで。
しかもソロキャンプが熱いらしく、コンパクトなキャンプグッズがたくさん出ているんですけれど…前回の記事で触れているように、私はもともと犬とグランピングも行きたかったんですよね。
だけどグランピング施設って、犬連れ歓迎です素敵な思い出作りましょうみたいな顔をしておきながら、「寝る時は犬はテントの外にお願いします」とか平気で言うんですよ。なにそれ???って感じなわけですよ。鬼か。
だからちょっとしたセルフグランピング風にしてやろうじゃないか!と思ったわけなんですね。
愛車コペンで…
インスタに設営後の写真を上げたら知らないコペン乗りさんから「コペンにどうやって積んだんですか」とコメントを頂きましたが、もうパズルです。積む順番を少しでも間違えたらゲームオーバーです。
次回は積み込み動画でも取ろうと思います。
一年かけてコツコツ、小さくなる、なおかつ満足度の高いギアを揃えました。
コペンにぎゅうぎゅう積んだ、持ち運びお宿アスガルドミニ
ノルディスクのアスガルドミニ&カーリミニ!!
ポリコットンテントなので火の粉に強い上、通気性が良いと有名ですね~近くで焚き火をしたり幕内でストーブをつけたり、まさに冬キャンプにぴったり。
作業数が多くてちょっと大変だけど、構造は単純だし、設営後のリッチさは「宿」感があってなかなかいい感じです。(今はちょっとDODのパップフーテントが気になるけど。)
メイン家具はヘリノックスとスノーピーク。
安価なものから高いものまでいろいろ調べた結果、結局この二つのかゆいところに手が届く感じに落ち着きました。
愛車コペンと一緒に。全部かわいい~~~~
こうやって並べて見ると、この規模のギアがどうやってこの車に入ってたのか…とたしかに思うかも。
コペンに積むハードクーラーボックスならこれ一択では…
で!!感動したのですが!!
アンプラグドキャンプのこのクーラーボックス、コペン助手席の足元にシンデレラフィットします!(新型は不明)
わたしは助手席に犬(inふかふかのドライブボックス)を乗せるので、絶対足元じゃなきゃいけなくて…同じようなコペンキャンパーさんにおすすめしたい!もう文字通りピッタリ。しかしこれを入れたらグローブボックスは開きませんそこは諦めて…
キャンプ場選びは安全面を重視
女性がソロキャンプをするにあたって「犯罪/性犯罪に遭うリスクが低い」というのは外せないところです。
わたしが行くのは平日で閑散としているため余計に、家族連れが好んで行くような"いたれりつくせり"なキャンプ場を選びました。
電源あり、ウォシュレット付きホット便座、水道からはお湯、自然に優しい洗剤備え付け…などなど、いわゆる高規格キャンプ場です!
お隣から子供の声がするだけでなんか安心。
今はコロナ対策としてアルコールスプレーを各サイト1ボトルつけてくれるサービスまで。持っていったアルコール除菌ティッシュは使わずに済みました。
しかも上の写真にもあるように、薪がコンテナにぎっしり詰まって1000円~!
地域によるかと思いますが、ホームセンターより安いのではないでしょうか。
嬉しいことに小さめにカットし、予め燃えやすく割ってあります。ピコグリル規模の焚き火台にぴったりです。
夕方4時くらいから焚き火を始めて、翌朝も火をおこして暖を取って、それでちょっとあまりそうなくらいの余裕がある量。
12月~は使い放題なんだとか!絶対行くぞ~~~
初心者ソロキャンにトラブルはつきもので…
初心者キャンプはとりあえず食事を楽にしないとやってられない!ということで、夜ご飯に前日の残り物のグラタンを持っていったところ…カチンコチンすぎて温めるのに一苦労!!楽するはずが…保冷剤に触ってしまっていたみたいです。
ご飯の準備始めると写真を撮るような暇もなく…だんだんそういう余裕が出てくるといいな…!!
犬のご飯は鶏むね肉を焚き火で調理。栄養面も考えてカリカリと一緒に召し上がっていただきました。どんな緊張する環境でもおやつとご飯だけはしっかり食べる犬で助かる~~
また、暗い中テントで寝ていたはずの犬がヌッと脱走して自由にクン活を始め、慌ててバーナーを止めようとして五徳を握るというアクシデントも。普通に指、死すよね。
しかし指の皮って厚いのね!熱いと感じるまでかなり間があったし、何なら「おかしいひねれないな」とか思う時間がありました怖い。寝るまでアスガルドのセンターポールに親指を押し付けて冷やし続け、事なきを得ました。あってよかったセンターポール。
冬キャンは犬に寒い思いをさせないようにしたい
冬キャンは寒い。特に朝はめちゃくちゃ寒い。
今回は11月だったのでまだまだなんとか。12月のキャンプではもっと対策が必要だと感じました。人間はすぐ自分で対策できるけど、犬は我慢してしまうので、先回りして暖かくしてあげたい。
朝の様子。ブランケット独り占め。
毛皮着てるくせに寒がるな!と言いたくなるけど体が小さいので、中に湯たんぽ置いて暖をとってもらいました。
どちらかというと寒さより不安で震えてた感じがして、ママもまにも慣れが必要なようです。
この湯たんぽが小さくて犬に丁度良かった~説明書見るかぎり直火もいけるっぽい。ただシュラフの中で人間が一晩暖まるのは難しいです。小さすぎてすぐ冷めてしまう…
チェックアウトまでに薪を使い切るミッションで、朝からぼんぼん燃しました。
実家の暖炉で火と薪に慣れ親しんでなかったら火起こしも使い切りも苦労してた気がする。人生に張られた数少ない伏線を一つ回収しました。ありがとう実家。
チェックアウトは11:00。
ちょっとゆっくりできるな~なんて思ったらあっという間にギリギリに!!
犬がいると、あっちに行きたい、一人にしないで、みたいなことが多いので、なかなかはかどらないもの。
最終的には車の中で待っててもらいました(不満そうだった)。
有野実苑オートキャンプ場は追加料金でちょこっとレイト14:00まで、レイトチェックアウト17:00まで可能なので、どうしてもの場合は相談すれば大丈夫そう。
次回は撤収に2時間半を見たいと思います。
結果、犬とソロキャンプ、良すぎる
毎度ながら強引な締め!
女一人でのソロキャン、やっぱり安全面とか若干の不安がありながらだったわけです。
でも一通り経験してみて、絶対なにも犯罪に巻き込まれないとは言い切れないけれど、「せっかくキャンプに行くなら静かな自然の中で過ごしたい」「ソロキャンプなのに家族連れが騒いでいる環境は嫌だ」「人の手のかかっていない不便を楽しみたい」などのこだわりを捨てれば、小型犬一頭でだいぶ安心してキャンプを楽しむことができると実感しました。
例えば自サイトのすごく近くを人が通るとか、知らない人がじっとこちらを見ているとか、そいういう「不穏な動き」をする人に対して、犬が唸って威嚇してくれるのは想像以上に安心感がありました。(いきなりけたたましく吠えないのが本当にいい子なんですけど、という自慢)
何かあったら大きな声で吠えて周りに異常を知らせてくれるだろうし、ソロキャンプと呼んでいるけれど、もう気持ちの面ではデュオくらいの心強さ。撤収手伝ってくれないけどね!!
犬への愛と絆がぐっと強まった気がした二日間でした。
それから後最後にこれだけは大声で言いたい!!!!
冬キャン、虫の気配ゼロなの最高~~~~!!
いや、地面にいる小さい蜘蛛とか名の知れない小虫とか戦闘力低いのはいます。
でもいきなり手のひらサイズの蝶々がサイトに侵入してくるなんてことも、夜にランタンに蛾がぱやぱやすることも、皆無~~!!!
虫が苦手な人ほど冬キャン、楽しいと思います!
キャンプ後は足を伸ばして…
キャンプ場の近くによく行くドギーズアイランドがあったので、撤収後ちょっと寄り道して遊んできました。
有野実苑オートキャンプ場にもドッグランはあったのですが、小さいのと、平日でお友達わんちゃんと遊べなかったので…たくさん走って楽しんでくれたようです!
いきなり泊まれたりするかな?と思ったらGOTOの影響か、平日なのに満室。
もしかしたらレストランなどが密にならないように部屋数を絞っているのかもしれないですね~
レストランでおいしいものを待っているまに。
これは自慢なんですが、まには一人でお席でお留守番ができます。(もちろん安全のためリードフックにつないで、5分以内に戻ります)
テーブルに美味しいものがあっても、ちゃんと「待て」と言われた形のままおすわりして待てるいい子です。きっと緊張もあるけれど…笑
犬と二人旅をするにあたって本当に助かっているので、根気よく教えてよかった~~!
今度は更新が一年後にならないように、また二人で密にならないお出かけしたいと思います。